コロナ禍での生活が続く中、皆様どのようにお過ごしでしょうか。
私は、仕事面では非対面の受付システムの導入やウェビナー開催やLIVE配信のサポートなど、開発や営業というよりは『なんでも屋さん』のように動き回っております。
そんななんでも屋は、今は『Moodle』のお手伝いを行っております。
すでに世界中にユーザーがいますが、このコロナ禍でさらに注目が高まり、現在Moodleを導入、導入を検討されている方も多いのではないでしょうか。
『Moodle』とは
ムードル (Moodle) は、オープンソースのeラーニングプラットフォームである。同種のシステムの中では比較的多くのユーザ数を持つ。
ムードルは教育者が質の高いオンライン学習過程(コース)を作ることを助けるパッケージソフトである。 このようなeラーニングシステムは,学習管理システム (Learning Management System : LMS)、学習過程管理システム (Course Management System : CMS)、仮想学習環境 (Virtual Learning Environment : VLE)、あるいは単にオンライン教育システムなどと呼ばれる。
ようは、学校の先生方の講義資料の配布や小テスト、課題提出、成績管理、出欠管理等々がオンラインで行えます。しかも無料!!
ざっくりとそういうものだと私は解釈しておりますが、Moodleは「オープンソースソフトウェア」です。
つまり、「仕組みは無料で公開しているので自由に使っていいですよ。でも、使うための環境構築や初期設定は自分で行ってくださいね」といった仕様であり、これがなかなかの曲者です。
Moodleを実際に運用するためには、ネットワークやサーバ、データベース等の環境の準備、初期設定やMoodle運用のサポート等々は自前で考える必要があります。そうなると、ちょっと手間に思えてしまうかもしれませんね。
でも、使いこなすと非常に便利です!
学校だけでなく、塾や習い事でも、使い方次第で幅広く活用できると思います!
と、ただただMoodleって便利だよ!と語っても面白味に欠けるので、少しばかり小ネタを。
Moodleを実際にダウンロードし、使ってみると「ゲスト」という機能により、誰でもHOME画面が閲覧可能の状態になっています。
大学内などで学生にしか見せたくない、特定のユーザーにしか情報を見せたくないときにはちょっと困ってしまいますよね。
(塾や習い事等、広報に使いたいときはこの機能も便利なものだと思いますが)
アクセスしたとき、最初にログイン認証を求めHOME画面を表示させる方法
管理者のアカウントより、
サイト管理→セキュリティ→サイトセキュリティ設定
と、サイトセキュリティ設定画面へ進みます。
『ユーザーにログインを強制する』がデフォルトだとNoになっているので、YESに変更します。
この手順で、アクセス時にまずログインを求めるように設定することができます。
でも、まだ『ゲストとしてログインする』というボタンがありますね。
ここをクリックされると、登録されていないユーザーも中へアクセスすることができてしまいます。次はこの『ゲストとしてログインする』ボタンを消しましょう。
↓Moodleのゲスト機能については別の記事に書いていますので、よろしければご覧ください。
「Moodleでゲストのログイン機能を無効にする方法」