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【FileMaker】分類ごとに見出し・小計を表示させる方法 2023年10月30日 /マージBLOG、システム開発、お知らせ おはようございます。中山です。 今回はこのように、FileMakerで各レコードの分類の見出し・小計を表示させる方法を解説します。 1.データの用意 2.レイアウトの作成・ソートするフィールドについて 3.レコードのソート 1.データの用意 各レコードには47都道府県の県名、エリア、県庁所在地、人口、面積のデータを入れています。 これらを上の画像のようにエリアごとに見出しを作っていきます。 (データはこちらのサイトの2022年(令和4年)10月1日を参照しています。CSVを作成してインポートしています。) また、面積や人口の集計フィールドも作っています。設定は以下のようにしています。 2.レイアウトの作成・ソートするフィールドについて まず、以下のようにレイアウトを作成します。 このボディを挟んでいる「_エリアCDをソート対象とする小計(前部)」に見出しが入り、「_エリアCDをソート対象とする小計(後部)」にエリアごとの人口・面積の合計が入ります。 「小計 ソート対象」のパートを作成するときに注意してほしい点があります。 このとき選択したフィールドの中身は数字である必要があります。文字列だとソートされません。 例えば、「エリア名」フィールドを選択してしまうと中身は「北海道」「東北」「関東」…といった文字列のため、何も反応しない状態になります。 そのため、エリア名毎にCDをつける必要があります。 今回は別でエリアのデータを作り、リレーションを張っています。 3.レコードのソート ただ、この段階だとブラウズモードでは見出しも小計も表示されていません。 見本のようなレイアウトを反映させるにはレコードのソートを行う必要があります。 そのため、レイアウトに入るタイミングでスクリプト上で調整を行う必要があります。 今回はトップページのボタンから先ほどのページに入るため、このボタンを押したときのスクリプトを修正します。 レイアウト切り替えの後に「レコードのソート」を追加します。 先ほど小計で指定したフィールドでソートを行うことにより、見本のようなレイアウトになります。 ※「ソートされた順位でレコードを保持」にチェックが入っているかどうかを確認してください。 スクリプトを保存し、ボタンを押すとちゃんとソートが行われます。 これで、エリアごとの見出し、面積と人口の小計が表示されるようになりました。 数字でしかソートができないのは最初に私が陥ったポイントなので書いてみました。 これも頻繁に出てくると思うのでぜひ使ってみてください。 中山(WEBデザイナー)Skill/WEB制作(Illustrator, Photoshop, コーディング)、JavaScript、PHP、FileMaker